【絵本】100かいだてのいえシリーズ|隅々まで夢の詰まった数字絵本

児童書・絵本ブログのナギブックです。
今回は「100かいだてのいえシリーズ」をご紹介します。

100かいだてのいえシリーズ
● 1番おすすめの年齢:2歳後半~4歳前半
● 1ページの文章量:平均6行~10行
● ひらがな・カタカナのみ
※個人の主観・調査なので正確性は保証できません
※もちろん上記年齢以外でも楽しめます!

1階から100階への過程を楽しむ

毎回異なる主人公が
「100かいだてのいえ」に行き、
1階からスタートして
100階を目指すというストーリーです。

到達するまでの過程を見るのがメインで、
1フロアごとに細かく描き込まれています。

どのフロアにもたいてい
何かの動物などがいます。

主人公と関わったり
何かおもしろいことをしていたり
普通に生活していたり。

隅々までこだわった作品で、
読むたびに新しい発見があります。

そして、色がきれいで
見ているだけでも楽しめる、
夢のある絵です。

数字の勉強にもおすすめです。

シリーズは5冊

シリーズは下記の5冊です。※2023/3/27現在

まだ新刊が出る可能性はあります。

「100かいだてのいえ」
「ちか100かいだてのいえ」
「うみの100かいだてのいえ」

「そらの100かいだてのいえ」
「もりの100かいだてのいえ」

話は独立しているので、
どんな順番で読んでも問題ありません。
単独で読んでも大丈夫です。

5冊セットで販売もしています。

ちなみに、ミニブックもありますが、
個人的には縦に大きく広げて読むのが
楽しいと思うので、
通常サイズをおすすめします。

5冊ともどれもおもしろいですが、
やっぱり1番のおすすめは
元祖「100かいだてのいえ」の
シリーズ1作目です。

「100かいだてのいえ」

作:いわいとしお
出版社:偕成社

星が好きなトチくんという男の子が、
「100階だての家に遊びに来てください」
という内容の手紙をもらいます。

差出人は不明。
トチくんはさっそく家に行きます。

家には10階ごとに違う動物が住んでいます。
1~10階はねずみ、
11~20階はりす…という具合です。

途中では
きつつきの彫刻のモデルをしたり、
他の階の住人に届け物を頼まれたり、
こうもり用のトイレが逆向きで使えなかったり。

いろいろな生き物と関わって、
ようやく100階に到着します。

100階にいたのは蜘蛛の王子様でした。
2人は一緒に星を見て、友達になります。

帰りはエレベーターで
一瞬で1階まで到着しました。

以下、雑記

夢のある絵本です。

数字の勉強になればと思って購入し、
確かに数字の勉強にもなったのですが、
それ以上に
絵を隅々まで見てわくわくしていました。

うちの子は、
細かく描き込んである絵本が好きです。

「絵本」のすごいところは、
絵だけでも表現できるところだと思います。

文字で表現されているストーリーとは別で、
背景の絵に描かれている登場人物が何かしていたり、
何かが置いてあったりと、
隠された「物語」がそこにはあります。

大人になると、
本は「読む」ものになるけれど、
たまには子供と一緒に
絵本を「見る」のもとても楽しいと思います。

100かいだてのいえシリーズ
● 1番おすすめの年齢:2歳後半~4歳前半
● 1ページの文章量:平均6行~10行
● ひらがな・カタカナのみ
※個人の主観・調査なので正確性は保証できません
※もちろん上記年齢以外でも楽しめます!

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