【絵本】地球をほる|地面を掘ってアメリカへ!面白い仕掛けもあり

児童書・絵本ブログのナギブックです。
今回は「地球をほる」をご紹介します。

地球をほる
● 1番おすすめの年齢:7歳~8歳
● 1ページの文章量:平均10行~15行
● 漢字使用(ルビあり)
※個人の主観・調査なので正確性は保証できません
※もちろん上記年齢以外でも楽しめます!

地面を掘ってアメリカへ行く

地面を掘り進んで、
地球の裏側へ行くという物語。

地球の中心はドロドロで通れないので
少し斜めに進み、
アメリカにいるペンフレンドに
会いに行きます。

土の中をどんどん掘り進み、
無事にアメリカに到着。
ペンフレンドの隣の家に出ます。

地面から人が出てきたので
警戒するアメリカ人(ペンフレンドの隣人)。

英語で状況を説明しても、
日本から来たということを信じてもらえません。

そこで、掘った穴をのぞいてもらうと、
穴から富士山が見えて
アメリカ人たちは驚くのでした。

絵本が逆さまになる仕掛け

この絵本には面白い仕掛けがあります。

主人公のつよしたちは
少し斜めに穴を掘っていきます。

それに合わせて、
絵も文字も斜めに書かれています。

ページをめくるごとに
文字の角度が少しずつ動いていき、
文字を追って読んでいくと
気が付けば本が回転して逆さまになっています。

物語が終わった後に
裏表紙を見て「あれ?」となります。
子どもも喜ぶこと間違いなしです。

「地球をほる」

作:川端誠
出版社:BL出版

アメリカ人との会話は英文で、
意訳がふりがなで書かれています。

少し大きい子なら
英語の勉強にも役立つかもしれません。

以下、雑記

地球を掘ってアメリカに行く、
という発想が素敵。

子どもだったら、
地球の裏側に国があると知ったら
そういう発想になるのかもしれません。

でも親の立場としては、
子どもだけ地球を掘って外国に行くなんて
心配で眠れないですが…。

私は子どもの頃も若い頃も
冒険好きで親に心配をかけていたので、
今はようやくその気持ちが分かります。

子どもの頃は親に心配をかけて
「あなたも親になったら気持ちが分かる」
と言われて「けっ」と思っていたけど、
まあ、その通りでしたね…。

「大人になったら分かる」
「歳を取ればわかる」みたいなことって
その時は「みんなはそうかもだけど、
自分は将来そう思うとは限らない」
と思います。

でもだいたいみんなと
同じ道を歩んでいて、
結局「あの時あの人の言っていた
とおりだったな」と思うことが多いです。

我が道を行くのは素敵だけど、
最近は先人たちの言うことも
参考にしようかなと思い始めております…。

地球をほる
● 1番おすすめの年齢:7歳~8歳
● 1ページの文章量:平均10行~15行
● 漢字使用(ルビあり)
※個人の主観・調査なので正確性は保証できません
※もちろん上記年齢以外でも楽しめます!

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