【絵本】とんとんパンやさん|動物の模様がパンになる仕掛け絵本

児童書・絵本ブログのナギブックです。
今回は「とんとんパンやさん」をご紹介します。

とんとんパンやさん
● 1番おすすめの年齢:2歳~3歳
● 1ページの文章量:平均3行~4行
● ひらがな・カタカナのみ
※個人の主観・調査なので正確性は保証できません
※もちろん上記年齢以外でも楽しめます!

穴あきページをめくると動物がパンに

豚のぶーさんのパン屋は
動物たちに人気で大忙しです。

ぶーさんがパンを作っていると
「とんとん」とノックの音が聞こえて
茶色いくまさんが
パンを買いにやってきます。

ページは穴あきになっていて、
めくるとくまさんの顔の部分が
チョコレートパンになります。

同じように他の動物もやって来て、
ページをめくるとパンになります。

ひょうの模様はチョコチップ、
りすのしっぽはロールパンと
いった具合です。

ぶーさんがパンを作っているうちに
外にはパンができるのを待つ
お客さんでいっぱいになっています。

たくさんの動物たちが
描かれているページをめくると、
そのままみんなの顔がパンになった
「そっくりパン」がずらりと並んでいます。

最後に、パンがすべて売り切れた後に
ねずみさんたちがやって来ます。

ぶーさんは自分用に取っておいた
フランスパンをねずみさんたちに
売ってあげます。

ここにも仕掛けがあり、
フランスパンの線が
ねずみのしっぽになっています。

「とんとんパンやさん」

作:白土あつこ
出版社:ひさかたチャイルド

同じ作者の「食べ物 × 仕掛け絵本」

お話としては別物なのですが、
他も似たような作品が出版されています。

「くまおさんのカレーライス」
「わくわく! ケーキやさん」
「おともだちべんとう」

すべて同じ出版社・同じ作者で、
食べ物の仕掛け絵本というところが
共通しています。

「とんとんパンやさん」が1作目で、
2作目はこちらです。

くまおさんのカレーライス

作:白土あつこ
出版社:ひさかたチャイルド

くまおさんは
大きなカレーライスを作るのですが、
他の動物にひとくちあげて
どんどん無くなっていきます。

大きなカレーの一部を穴あきにして
次のページでは
他の動物の小さなカレーになっている
という仕掛けです。

最後の「くまおさんカレー」の
仕掛けもおもしろいです。

3作目はこちらです。

わくわく! ケーキやさん」

作:白土あつこ
出版社:ひさかたチャイルド

ケーキ屋のこんたが
スペシャルケーキを作るお話。

こちらは「とんとんパンやさん」と
わりと似た作りになっています。

訪ねてきたひつじさんの白い毛が
次のページではケーキのクリームになったり、
くまさんが次のページでは
チョコレートクリームになったりしています。

最新作はこちら。

おともだちべんとう

作:白土あつこ
出版社:ひさかたチャイルド

こちらは未読なので
どんなお話かは分かりません。

出版社のサイトで見た感じでは、
「とんとんパンやさん」と同じく
動物の顔などが
お弁当になっていくようです。

以下、雑記

パンが美味しそうで
パンを食べたくなる絵本です。

私は特別パンに
こだわりがあるわけではないのですが、
市販の食パンを生で食べるのが苦手です。

なんか苦く感じます。

トーストしたら一応食べられます。

でもやはり市販は苦手ではあるので、
毎朝食べているパンは
パン屋さんの食パンです。

正直倍くらいの金額なので
家計的にはキツイのですが…。

それでも、
日本の市販の食パンはまだマシで、
海外の市販の食パンは
本当に苦いというか変な味で
まったく食べられません。

(ちなみに海外の市販の食パンは
わりとどこの国でも日本より
小さいものが主流です。
なぜだろう)

苦い理由は分かりませんが
食品添加物か何かなのかと思って
子どもにも私と同じように
パン屋さんのパンを食べさせていました。

1歳の時からだから、
きっと舌が肥えているだろうと
思っていたけれど、
先日、祖父母の家で普通に市販の食パンを
食べていて、特に気にしていませんでした。

まあそんなものなのかもしれません。

とんとんパンやさん
● 1番おすすめの年齢:2歳~3歳
● 1ページの文章量:平均3行~4行
● ひらがな・カタカナのみ
※個人の主観・調査なので正確性は保証できません
※もちろん上記年齢以外でも楽しめます!

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