【絵本】わにわにシリーズ|わにの日常を描く独特の世界観!

児童書・絵本ブログのナギブックです。
今回は「わにわにシリーズ」をご紹介します。

わにわにシリーズ
● 1番おすすめの年齢:2歳半~3歳半
● 1ページの文章量:平均2~4行

● ひらがな・カタカナのみ
※個人の主観・調査なので正確性は保証できません
※もちろん上記年齢以外でも楽しめます!

妙な魅力のあるわにが主人公

ちょうど3歳になったばかりの頃、
うちの子が大好きだったのが
「わにわにシリーズ」です。

版画の絵が目を引く、
わにの日常をダイナミックに描いた絵本。

わにの名前は「わにわに」。

自由でワイルドで、
どこか茶目っ気のある
「わにわに」のお話です。

普通に生活を描いているだけなのに
どこかユーモラスで
独特の世界観です。

シリーズは5冊

シリーズは下記の5冊です。

「わにわにのおふろ」
「わにわにのごちそう」
「わにわにのおでかけ」
「わにわにのおおけが」
「わにわにとあかわに」

「わにわにのおふろ」

文:小風さち
絵:山口マオ
出版社:福音館書店  

うちの子が1番好きだったのは
「わにわにのおふろ」です。

わにわにが洗面器を頭にかぶって
シャワーをマイクにして
「うりうりうりうり おー いえー♪」
と歌う場面はよくお風呂でマネしていました。

シリーズ1作目でもあるので、
まずは「わにわにのおふろ」から
読んでみるのがおすすめです。

「わにわにのおでかけ」
文:小風さち
絵:山口マオ
出版社:福音館書店

私が1番好きなのは
「わにわにのおでかけ」です。

他のお話が
わりとダイナミックに描かれているのに対して、
ちょっと哀愁が漂っているのがこの作品です。

夏の夜に眠れないわにわにが、
お布団から出て、ふらりと夜のお散歩へ。

いつの間にか夏祭りの会場にたどり着きます。

版画の絵が、
祭りの様子を表現するのにピッタリです。

▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥ ▧ ▦ ▤ ▥ ▧

他の3作品も、もちろんどれも素敵。

「わにわにのごちそう」では、
肉を焼いてものすごい勢いで食べ散らかします!

「わにわにのおおけが」では、
工作でけがをして指が包帯でぐるぐる巻きに。

「わにわにとあかわに」では、
新しい友達の「あかわに」が登場。
お世話をしたり、一緒に日向ぼっこでのんびり。

うちは1作目から刊行順に読みましたが、
特に順番は気にしなくても
どれから読んでも楽しめると思います。

絵は版画でとても味があります。
しょうゆビンなどの小物も凝っていて
見ていて面白いです。

5冊セットもあるので、
プレゼントにもいいかもしれません。

「わにわにのえほんセット」
文:小風さち
絵:山口マオ
出版社:福音館書店

以下、雑記

うちの子がわにわにのマネをして
肉をガツガツ食べようとしたのには
少し困りました。

「わにわには動物だけど
○○は人間だからお行儀よく食べよう」
と言うと、

(そうだった… わにわには動物だった)
という反応でした。

なんか人間っぽいので、
動物ということを
忘れて読んでしまいます。

ちなみに当時は
「お行儀よく食べよう」で聞いてくれたけど
5歳になった今は
「なんでお行儀よくしないとダメなの?」
と言われます…。

ルールは破ると自分も困るから守るけど、
マナーは守らなくても
子どもにはデメリットが少ないので、
なかなか難しいなと思う今日この頃です。

わにわにシリーズ
● 1番おすすめの年齢:2歳半~3歳半
● 1ページの文章量:平均2~4行
● ひらがな・カタカナのみ

※個人の主観・調査なので正確性は保証できません
※もちろん上記年齢以外でも楽しめます!

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