児童書・絵本ブログのナギブックです。
今回は「なんでもレストラン」をご紹介します。
なんでもレストラン
● 1番おすすめの年齢:4歳~5歳
● 1ページの文章量:平均4行~10行(文字の多いページも一部あり)
● ひらがな・カタカナのみ
※個人の主観・調査なので正確性は保証できません
※もちろん上記年齢以外でも楽しめます!
何でも作ってくれるレストラン
ざっくり要望を伝えると
何でも作ってくれる「なんでもレストラン」を
やっている男の子が主人公です。
お客さんは動物たちです。
「さくさくしたのをね、
からーいとろとろでね、
たくさーんたべたい」ライオンや、
「みどりとあかときいろとピンクを
はさんでたべたい」ハナグマなど、
いろんな動物がやって来ます。
ライオンにはカツカレーを、
ハナグマにはサンドイッチを作ります。
動物たちの注文を聞いて
「何ができるのかな」と
予想しながら読むのも楽しいです。
作っている場面を描いたページは
細かい文字で書き込まれています。
「たまねぎとにんじんをこまかくきって」
「フライパンでいためて」
「しおとこしょうをかけて」など、
しっかり手順が書かれているので
作り方を本当に知ることができます。
「なんでもレストラン」
作:鈴木まもる
出版社:文溪堂
細部もイキイキしている作品
物語に出てくる料理は
どれもおいしそうですが、
裏表紙にも魅力的な料理がいっぱいです。
「ナスとひきにくのこんがりやき」
「パリパリソーセージとリンゴに」
「じゃがいもピューレのだんだんやき」
などなど、どれも食べてみたいです。
鈴木まもるさんの作品は
細かいところまで見ると面白いです。
背景の人や物にも注目。
この絵本だと、
食べ終わったライオンさんが寝ていたり、
貼ってある買い物メモの内容が変わっていたり。
「ライオンさん食べて眠くなったのかな」
「サラダにレタスを使って無くなったのかな」
と、想像してしまいます。
以下、雑記
料理好きのうちの子が欲しがったので、
買った絵本です。
うちは男児だけど、
休日は夫も料理をするので
当たり前のように
「僕も料理をやりたい!」と
言うようになりました。
このまま料理をする子に
育てばいいなと思っています!
平日は私が料理担当ですが、
私は料理が嫌いです…。
でも濃い味が苦手なので
買ってきた物は口に合わないことも多く、
基本は家で作っています。
料理がヘタなわけではないけど
(うまくもないけど)
気分が乗らない日は本当に苦行。
だから料理好きな人がうらやましいです。
「毎日やる必要のあることが趣味」
ってなんかお得じゃないですか。
うまい・ヘタ以前に、
楽しめることがもはや才能。
そういう意味でも、うちの子もこのまま
料理好きでいてくれたらいいなと思います。
いや、本当は
「作った人が笑顔になれるから料理が好き」
となってくれたら1番なのだけれども。
なんでもレストラン
● 1番おすすめの年齢:4歳~5歳
● 1ページの文章量:平均4行~10行(文字の多いページも一部あり)
● ひらがな・カタカナのみ
※個人の主観・調査なので正確性は保証できません
※もちろん上記年齢以外でも楽しめます!
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