【絵本】ひみつのカレーライス|カレーのなる木を育てよう

児童書・絵本ブログのナギブックです。
今回は「ひみつのカレーライス」をご紹介します。

ひみつのカレーライス
● 1番おすすめの年齢:5歳前半~6歳前半
● 1ページの文章量:平均8行~15行
● ひらがな・カタカナのみ
※個人の主観・調査なので正確性は保証できません
※もちろん上記年齢以外でも楽しめます!

小説家の井上荒野さんが
文章を書いた絵本です。

山崎ナオコーラさんとか、
ちらほら「小説家の絵本」は見かけていて
気になってるのでいろいろ読んでみたいです。

カレーの種を庭で育てる

主人公はフミオという男の子です。
カレーを食べていると
口の中に何かがあることに気が付きます。

なんとそれはカレーの種でした。

父親が書物で種について詳しく調べ、
さっそく庭に植えて育てます。

大きく育てるためには、
変な歌を歌いながら踊る必要があるので
家族でさっそく実行。

芽が出て、葉が出て、花が咲き、
だんだん大きくなってきます。
(ちなみに葉はカレーの皿・花は福神漬け)

他にも、カレーは犬のくしゃみに弱いので
飼い犬にマスクをさせたりと
フミオたちは懸命に育てます。

そして無事に、
カレーの実やライスの実がなりました。

カレーの良いにおいに街中の人が集まり、
みんなで楽しくカレーを食べるのでした。

フミオもおいしくカレーを食べていると、
口の中に何かがあることに気が付き…
というところで終わっています。

またカレーを育てるのでしょうか?

「ひみつのカレーライス」

作:井上荒野
絵:田中清代
出版社:アリス館

味のある絵と昭和の風景

時代設定は特に書いていないのですが、
フミオの両親は着物を着ていて、
お母さんは割烹着の場面もあります。

住んでいる家も、いかにもな日本家屋なので、
昭和の初めの方のお話なのでしょうか。

わりと裕福な家庭っぽい感じがします。

変な歌を歌いながら踊る場面なんかは、
着物なので余計に絵がシュールです。笑

絵は田中清代さんです。
インパクトのある表情豊かな絵で、
妙に印象に残って惹きつけられます。

このお話にもぴったりの絵です。

以下、雑記

カレー、いいですよね。

うちは週1回は夕飯がカレーです。
誇張ではなく本当に週1です。

仕事しながら毎日夕飯作るの大変だけど、
カレーだと作るのラクだし、
献立考えなくていいし、
家族も喜ぶし、
子どももダラダラせずに早く食べるし、
良いことづくめです。

日本人は料理を頑張りすぎです。

毎日違うものを何品も作るのは大変なので
「週1カレー」おすすめです。

若い頃はスパイスを揃えて
いろいろ小難しいカレーを作ってましたが
今は市販のカレールウに落ち着きました。

バーモントカレー・こくまろ・
ゴールデンカレーのどれか(その時安い物)
の甘口で子ども用のカレーを作って、
大人用は後でカレー粉を少し足します。

若い頃はチョコやビールなどの
隠し味も研究していましたが、
隠れすぎて違いが分からんのでやめました。

ちなみに冬は週1回は鍋です。
でもだいぶ暖かくなってきたので
鍋の季節も終わりですね。

冬は週2回ラクできてたけど、
また週1回になってしまいました。

1年中食べられるカレーは、
本当に偉大です。

ひみつのカレーライス
● 1番おすすめの年齢:5歳前半~6歳前半
● 1ページの文章量:平均8行~15行
● ひらがな・カタカナのみ
※個人の主観・調査なので正確性は保証できません
※もちろん上記年齢以外でも楽しめます!

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