児童書・絵本ブログのナギブックです。
今回は「わんぱくだんシリーズ」をご紹介します。
わんぱくだんシリーズ
● 1番おすすめの年齢:3歳後半~5歳前半
● 1ページの文章量:平均6行~10行
● ひらがな・カタカナのみ
※個人の主観・調査なので正確性は保証できません
※もちろん上記年齢以外でも楽しめます!
やんちゃな「けん」
マジメな「ひろし」
しっかり者の「くみ」は、
3人合わせて「わんぱくだん」。
元気で仲良しのわんぱくだんが、
不思議な世界で冒険するシリーズです。
いつもどおり遊んでいると…
物語は、だいたいわんぱくだんが
遊んでいるところから始まります。
砂場で海賊ごっこをしたり、
忍者ごっこをしたり。
すると、海賊の世界や
忍者の世界などに来てしまいます。
日常から続いている不思議な世界。
新しい世界につくと、
その世界の人と仲良くなったり、
日常ではありえない体験をして、
冒険の始まりです。
読んでいると、楽しそうな3人と一緒に
冒険している気分が味わえます。
そしてトラブルが発生しながらも
元の世界に帰ってくる…
という流れです。
最後は「夢だったのかな?」
「夢なんかじゃないわ、ほら」の
やり取りがお約束。
たいていくみが
不思議な世界の物を何か持ち帰っており、
夢じゃなかった…?という感じで終わります。
シリーズは現在25冊
シリーズは下記の25冊です。※2023/3/10現在
まだ新刊が出そうな感じはあります。
わんぱくだんのかくれんぼ
わんぱくだんのたからじま
わんぱくだんのはしれ!いちばんぼし
わんぱくだんのロボットランド
わんぱくだんのかいていたんけん
わんぱくだんのゆきまつり
わんぱくだんのおばけやしき
わんぱくだんのはらっぱジャングル
わんぱくだんのにんじゃごっこ
わんぱくだんのきょうりゅうたんけん
わんぱくだんのクリスマス
わんぱくだんのガリバーランド
わんぱくだんのなつまつり
わんぱくだんのスナバさばく
わんぱくだんのペンギンランド
わんぱくだんのどんぐりまつり
わんぱくだんのどろんこおうこく
わんぱくだんのまほうのじゅうたん
わんぱくだんのひみつきち
わんぱくだんのてるてるぼうず
わんぱくだんのおかしなおかしや
わんぱくだんのおにわのようせいたち
わんぱくだんのてんぐのすむやま
わんぱくだんのりゅうぐうじょう
わんぱくだんのバスごっこ
※発売順
おすすめの作品
「わんぱくだんのきょうりゅうたんけん」
作:ゆきのゆみこ/上野与志
絵:末崎茂樹
出版社:ひさかたチャイルド
恐竜の形をした大きな滑り台で
遊んでいたわんぱくだんは、
本物の恐竜の世界へやって来ます。
赤ちゃん&お母さん恐竜との出会いがあったり
恐竜の上に乗ったりと
恐竜の世界を楽しみますが、
最後はティラノサウルスに追いかけられ、
逃げた末に元の世界に帰ります。
「恐竜」と「冒険」、
子どもにとってはワクワクする要素の
詰まった作品で、
まさにこんな冒険がしてみたと思うはず。
恐竜好きの子には特におすすめです。
次のおすすめはこちら。
「わんぱくだんのかくれんぼ」
作:ゆきのゆみこ/上野与志
絵:末崎茂樹
出版社:ひさかたチャイルド
シリーズ1作目。
公園でかくれんぼをしていた3人は
気づくと森の中にいます。
公園は昔は森で、
昔からずっとそこにあるかしの木の幹に
顔が出てきて、話しかけられます。
森の中に隠れたままの動物がいるから
探してほしいと言われ、
3人は動物を探しに行きます。
この作品は少しゲーム性もあって、
「動物さがし」ができるようになっています。
絵の中のどこに動物が隠れているか、
探してみてください。
ラストでは、
元の世界に戻ったかしの木の幹の絵を
じっと見てしまいました。
顔が見えるような…。
最後のおすすめはこちらです。
「わんぱくだんのロボットランド」
作:ゆきのゆみこ/上野与志
絵:末崎茂樹
出版社:ひさかたチャイルド
わんぱくだんがガラクタで作ったロボットが
実際に動き出して、ロボットの世界へ。
ロボットの「ロビン1号」が
街を案内してくれます。
なかでも靴屋が素敵で、
「歩かなくてすむ靴」など
こんな靴あったらいいなと思えます。
最後はおそうじロボに追いかけられますが
ロビン1号が体を張ってくれたおかげで助かり、
元の世界に帰ります。
ロボットが話すところは
ロボット風に読んでみると
盛り上がること間違いなしです。
以上が特におすすめの3冊です。
もちろん他も作品も
どれもハズレなし、
楽しい冒険を体験できます。
まとめて読みたい人には
16冊セットも販売されています。
以下、雑記
自分も子どもの頃は
こういう冒険ものに夢中になり、
冒険ものの本をたくさん読みました。
ドラえもんの映画シリーズも好きで、
毎回異なる世界に行くところは
少しわんぱくだんも似ているかもしれません。
メッセージ性のある絵本や
知育絵本も良いけれど、
冒険を楽しむ、
物語を楽しむ、
その気持ちも知ってほしいと思います。
私は本が大好きですが、
それを人に話すと
たまに「えらい」「すごい」と
言われることがあります。
『本=勉強・役立つ知識を得る』
と思っている人も
結構いるのかもしれません。
私が読むのは基本的に小説です。
知識系の本もたまには読むけど
(自己啓発系は読みません)
たいていは小説を読んで
物語を楽しんでいるだけです。
小説を読んでも楽しいだけで
特に役立つことはないけれど、
「いつでもどこでもできる趣味」
としては読書は最高だと思っています。
もちろん、勉強嫌いにならないために
本に親しんだ方がいい
というメリットもあります。
でもそれだけでなく、
うちの子には単純に手軽な趣味としても
読書を勧めています。
とはいえ、趣味は親がどうこうするのは
難しい部分もあるので、
将来どうなるかなーといったところです。
わんぱくだんシリーズ
● 1番おすすめの年齢:3歳後半~5歳前半
● 1ページの文章量:平均6行~10行
● ひらがな・カタカナのみ
※個人の主観・調査なので正確性は保証できません
※もちろん上記年齢以外でも楽しめます!
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